アシュタンガヨガに関して思うこと
アシュタンガヨガを知っていますか?
元々はクリシュナマチャリヤ師が基盤を作り、その弟子である
シュリ・K・パタビジョイス師が考案した、パワーヨガに分類される運動量が多いヨガです。
最初から最後までアーサナの順番、
呼吸の数、視線が決められているものです。
私が初めてアシュタンガヨガに出会ったのは2012年。
(産前産後は練習を控えています)
マイソールクラスが初めてでした。
マイソールは規定の時間内に自主練習をし、その場を先生がアシストしながら回るスタイルのクラスです。
はじめは運動量の多さにびっくりしました。
最後のシャヴァーサナで、
心と体がフワフワしていた感覚と、
少し悔しい気持ちで溢れていました。笑
それからはストイックに、朝何時に起きて、ハーフプライマリーはやらなくちゃ!!
(1時間以上かかります)と、
自分を縛り続けました。
まだ幼稚園にも満たないこどもたちを抱えて、ストイックに生活することに苦しみすら覚えていて
あれ?
私なんのためにヨガしているんだっけ?
と自問したことも少なくありませんでした。
そのうち自分を苦しめるためのヨガと認識してしまった気がして、アシュタンガヨガから遠ざかってしまいました。
そこから1年ほど期間が空いて、子育てが少し落ち着いた頃、
またふいにアシュタンガヨガをやりたい気持ちが出てきました。
以前のがむしゃらさよりは、
もう少し軽く取り組めるようになり、
わかってきたことがありました。
それは
余分な力を抜いていかないと
(いらないものを削ぎ落とさないと)
このプラクティスを完遂できない。
アシュタンガヨガで言えば
フィニッシングポーズに至るまで、
自分の集中力、自分の内側を
とことん観察する必要があること。
毎日移り変わる自分の心と体を
自分でコントロールしていく
これは
人生そのものである
どの流派にも同じ答えが出ると思います。
私の場合はそれをアシュタンガヨガに感じました。
京都に行く途中の富士山。
山は不動ですね。
自分もこうでありたい。